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2008 年度 実績報告書

耐震素材としての高強度繊維補強コンクリートの混合モード破壊特性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20560531
研究機関首都大学東京

研究代表者

橘高 義典  首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (20177877)

キーワード耐震素 / 高強度 / 繊維補強コンクリート / 混合モード
研究概要

実際の荷重条件を近似する混合モード破壊の試験方法を確立し,各種材料条件での破壊特性を把握した。地震時の層間変形により部材に生じる力は,剪断力とそれと直交方向の鉄筋拘束,自重等による拘束力であり両者の力による変形モードを混合モードと呼んでいる。混合モードの変形に伴う破壊を混合モード破壊と呼ぶ。混合モード破壊を試験体レベルで再現するために,簡便な試験方法を検討した。本試験方法の特徴は,試験体の4面に切欠きを入れ破壊部分を特定すること,4点剪断試験のひび割れ面直交方向を径を変えた鉄筋で拘束し実際の鉄筋による拘束条件に近似させる,2軸変位計によりひび割れずれ変形(CSD)およびひび割れ開口変位(COD)を同時に計測しクローズドループ式により安定破壊試験とする,試験体の載荷点を切換える事で正負繰返し試験とすることなどが特徴である。これらの試験方法において、各種調合のコンクリートについて、拘束力を種々変化させ、荷重変形曲線を計測し、その特徴と実験要因との関係を考察した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] コンクリートの混合モード破壊の評価方法に関する基礎的検討2008

    • 著者名/発表者名
      福岡伸太郎, 橘高義典
    • 雑誌名

      日本建築学会大会学術講演梗概集 A-1分冊

      ページ: 1129-1130

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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