研究課題
基盤研究(C)
光のゆらぎから都市の広域的な大気加熱量(顕熱フラックス)を求めることができるシンチレーション法の確立のため,東京都心部を対象とした長期観測を行った.フラックスの算定にとって重要な都市域の建物凹凸による見かけ上の地面上昇量(ゼロ面変位)を実測し,欧州の都市に比べ建物高さのバラツキが大きい東京のような都市では,平均建物高さよりもゼロ面変位がかなり大きくなることを示した.また,街区レベルの熱環境シミュレーションプログラムを開発し,対象地域の熱収支構造の変化を検討した.
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