(1)沖縄における共有的空間の特性を生活空間の課題から評価する。具体的には、民家的空間を親子や高齢者の地域の居場所として活用する上での評価軸の確立、共有的空間を再現した集合住宅等の空間のコミュニティ形成上の評価を目標とする。 (2)地域において多様な共有的地域空間資源を生かすための社会的プロセスの要件を明らかにする。(この目標は実践を行い過程を実証することで達成される) (3)従来の町並み等の保全計画や新規の空間計画における伝統的空間特性の再現を生活空間の価値に沿った視点から評価し、具体的な再構築の方向性を明らかにする。
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