研究課題
基盤研究(C)
本研究では設計段階に生じる「ものの形状や性状」そのものに対する要求を新たに「構法属性 要求」と定義し、関係する建築構法を手法の原理と適応箇所の2軸から成るマトリクスを用いて、網羅的かつ体系的に整理している。構法属性要求は視線の制御など擬似的な手法によって実現する例が多く、他の断熱や構造性能の確保など根源的な要求との調整による実現を基本としている点が特徴となる。本研究ではこれらの実現手法についても類型化し、全体像を示している。
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日本建築学会技術報告集 第16巻第33号
ページ: 649-654