研究課題
基盤研究(C)
コーパス(根拠となる遺構の総体)をなす12世紀~13世紀初期のイール・ド・フランスの教会堂165遺構のうち、58遺構の複合柱と105遺構の円柱系支柱について実測調査をおこない、詳細な断面形状を把握した。これら断面形状の比較から、複合柱のシャフトは背後に必ずルソ(直角の突出部)をもつのに対して、円柱系支柱のシャフトは背後にルソをもたない点で、線条性が格段に進展している(よりゴシック的である)ことを明らかにした。
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日本建築学会計画系論文集 619号
ページ: 201-108
大同大学紀要 43巻
ページ: 85-98