研究課題
基盤研究(C)
1300℃において0.1atmの亜硫酸ガス分圧における鉄シリケートスラグとCu_2S-FeS系マット間の貴金属の分配係数を測定した。Pt,Pd,Rh,Ruのスラグとマット間の分配係数は0.0001~0.01の値を示し、貴金属はマットに濃縮される。また、鉄シリケートスラグへの白金溶解度を1300℃において調べた。鉄シリケートスラグへの白金溶解度は、スラグ中の銅濃度の減少に伴い減少した。貴金属のスラグロスを低減するためには、銅のロスを減少させることが重要である。
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Copper 2010 Vol.2
ページ: 1287-1296