研究課題
基盤研究(C)
米由来タンパク質から歯周病菌Porphyromonas gingivalisに対して抗菌性を示すペプチドを見出した。このペプチドを構成するアルギニンやリジンなどの塩基性アミノ酸の抗菌性に対する寄与を検討した結果、C末端のアルギニンとリジンが重要であることが明かとなった。また、抗菌作用機構を細胞膜脱分極アッセイと単一ジャイアントベシクルの顕微鏡観察によって検討した結果、このペプチドは細胞膜を破壊することによって抗菌性を発揮することがわかった。したがって、この米由来ペプチドは歯周病を予防するための医薬品や食品の素材として有用であることが判明した。
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J.Proteome Res. Vol.8, No.11
ページ: 5165-5174