研究課題
基盤研究(C)
石炭ガス化の酸素キャリアとして,複数の金属酸化物の候補から,熱力学計算に基づいて,水素製造システムのエネルギーバランスに優れる酸化銅を選定し,実際に黒鉛との混合物を用いたTG-DTAによる昇温試験で,約600℃付近において急激な質量減少が見られた.CO_2吸収材としてリチウムシリケートを用い,黒鉛/酸化銅混合比や水蒸気量などをパラメータとした組み合わせガス化試験で,同じく600℃の低温でH_2を生成,CO_2の吸収による反応の非平衡化と促進効果を確認した.
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Energy Procedia Vol.4
ページ: 324-332