研究課題
基盤研究(C)
一般に群集は多数の希少種を含む。コア種偶来種仮説はこのような希少種の過大さを説明する仮説である。急傾斜の岩礁上の中潮帯の固着生物群集を対象に、出現潮位と出現季節に基づき全種をコア種と偶来種に峻別し、仮説から導きだされる5つの予測があてはまるかどうかを検証した。結果はツーリスト種仮説の予測すべてを支持した。このことは、この群集における種の出現の時空間パターンの理解においてニッチ概念が中心的な役割を担うことを強く示唆している。
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