研究課題
基盤研究(C)
シアノバクテリアの時計タンパク質KaiA、KaiB、KaiCを用いて試験管内で概日時計の再構成が可能である。本研究では、光強度による概日時計の周期長変動のメカニズムを明らかとするため、光環境に応じて細胞内で変化がおこると考えられる要因の概日時計再構成系への影響を調べると共に、シアノバクテリアの酸化還元状態のセンサーと推定されるLdpAを生化学的に解析した。LdpAは酸化還元状態変化により、分子の構造を変化することが明らかとなった。また、pHによりKaiABCによる概日時計再構成系の周期長が変動することから、LdpAと細胞内pHの2つの要因が光による概日時計の周期長変動に関与していると考えられた。
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