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2008 年度 実績報告書

双子葉植物から単子葉植物への進化の道すじの推定-単子葉植物の起源を探る第一段階-

研究課題

研究課題/領域番号 20570095
研究機関大阪市立大学

研究代表者

田村 実  大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (20227292)

研究分担者 山下 純  岡山大学, 資源生物科学研究所, 助教 (20432627)
布施 静香  兵庫県立人と自然の博物館, 自然環境評価研究部, 研究員 (30344386)
キーワード単子葉植物 / 分子系統樹
研究概要

双子葉植物から単子葉植物への進化の道すじを推定するために、本年度は、単子葉植物の姉妹群候補となるいくつかの双子葉植物を含めて、双子葉植物として、ジュンサイ、コウホネ、シキミ、サネカズラ、センリョウ、 Aristolochia ringens、コショウ、タイヨウフウトウカズラ、 Magnolia fraseri、オガタマノキ、トゲバンレイシ、ハスノハギリ、ハマビワ、ゲッケイジュ、ヤマビワ、ヤマグルマ、トキワマンサク、 Syzygium malaccense、モクマオウ、スダジイの20種と、単子葉植物の分子系統樹の根元付近から分岐するいくつかの単子葉植物を含めて、単子葉植物として、ショウブ、セキショウ、ハナゼキショウ、スブタ、ヘラオモダカ、 Gymnostachys anceps、 Zantedeschia aethiopica、サクライソウ、オゼソウ、キンコウカ、ノギラン、ダイジョ、ビャクブ、ツルアダン、ホソバシュロソウ、リーガルリリー、ホウチャクソウ、イヌサフラン、ネジバナ、 Curculigo capitulata、シャガ、オリズルラン、 Doryanthes excelsa、ケイビラン、ワニグチソウ、ナツメヤシ、 Butia yatay、ミズアオイ、ホテイアオイ、アオノクマタケラン、イグサ、 Scirpodendron ghaeri、マダケなどの40種の解析を試みた。 PCR増幡を試みたDNA領域は、核の18Sと26S、ミトコンドリアのatp1、atpA、 cob、 cox1、 cox3、 matR、 nad5、葉緑体のatpB、 matK、 ndhF、 rbcL、 rpl2、 rps4である。そのうち、塩基配列の決定を試みたDNA領域は18S、 matR、 atpB、 ndhFである。引き続き、さらに、 PCR増幅するDNA領域を増やし、それらの領域の塩基配列を決定しで、正確な分子系統樹を構築するだめのデータを集積する。

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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