ヘパラン硫酸6-O-硫酸転移酵(HS6ST)とHS2STリコンビナント酵素から硫酸化パターンの異なるヘパラン硫酸8糖を作製し、FGF-2とFGF-4活性は異なった硫酸化パターンの8糖で阻害されることを明らかにした。HS22STノックアウトマウス、HS6ST-1,-2ダブルノックアウトマウスからのマスト細胞はそれぞれヘパリンの2硫酸化、6-硫酸化を欠損し、マスト細胞特異的な3種類のプロテアーゼの沈着阻害も各マスト細胞で異なっていた。HS6ST1がIHHの原因遺伝子の1つであることをBulowらとの協同研究で明らかにした。
|