• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

個体の大きさに関与するGタンパク共役型受容体のリガンド探索とその作用

研究課題

研究課題/領域番号 20570140
研究機関東北薬科大学

研究代表者

三苫 純也  東北薬科大学, 薬学部, 講師 (10281627)

キーワードシグナル伝達 / 糖 / 糖尿病 / GPCR / リガンド
研究概要

1) Rigpリガンドの探索
リガンド探索は困難を極めた。いくかのアミノ酸が候補に上がったが、詳細に調べてみるとリガンド活性はなかった。これは、カルシウムイメージングによるアッセイ系が安定せず、かなり熟練を要することも一つのファクターであると思われる。
2) Rigp遺伝子ヘテロ接合体マウスのバッククロス及びホモ接合体32
Rigp2ノックアウトマウスは有意に体重が軽いことがわかった。このことから、野生型マウスとRigp2ノックアウトマウスにおいて、何らかの遺伝子の発現が変化しているのでは無いかと考え、DNAマイクロアレイによる解析を試みることにした。しかし、バッククロスが進んだヘテロ接合体ではノックアウトマウスがほとんど生まれず、RNAを調製するに至らなかった。逆に考えると、この遺伝子はマウスの発生段階において重要な働きをしているため、メンデルの法則に従わない可能性が示唆される。今後、研究を続けるとすれば、マウスの発生のどの段階に必要であるかを調べる必要があると考えられる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Core O-glycans required for lymphocyte homing gene knockout mice of core 1 beta 1,3-N-acetylglucosaminyltransferase and core 2 N-acetylglucosaminyltransferase.2010

    • 著者名/発表者名
      Junya Mitoma, Minoru Fukuda
    • 雑誌名

      Methods Enzymol.

      巻: 479 ページ: 257-270

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi