研究課題
基盤研究(C)
細胞分裂期(M期)における染色体末端テロメアの機能を探るため、核膜崩壊を伴わないclosed mitosisを行う分裂酵母のテロメアのM期における制御機構を調べた。分裂酵母のテロメアは間期では核膜近傍に局在しているが、M期に一時的に核膜から離れ、その解離は染色体の安定性に重要であることがわかった。さらに、その解離にはテロメア中枢タンパク質Rap1のリン酸化による核膜タンパク質(Bqt4)との解離が寄与していることも明らかになった。M期におけるテロメアと核膜の解離はclosed mitosis, open mitosisに共通のメカニズムであるモデルが提唱された。
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http://www.protein.osaka-u.ac.jp/icr/network/