研究課題
基盤研究(C)
血管・神経のネットワーク形成に異常を引き起こすゼブラフィッシュ変異系統のポジショナル・クローニングを行い、コレステロール合成系路の異常が神経と血管の両者に発生異常をもたらすことを明らかにした。さらにこの経路上の代謝産物の解析から、代謝中間体より派生するゲラニル・ゲラニル産物の存在が血管の発生に必須であることを見いだし、これによってプレニル化を受けるrabファミリー遺伝子群が血管の発生に重要な役割を持つことを発見した。ゼブラフィッシュのrabファミリー遺伝子をクローニングし、それぞれについてGTP結合部位に変異を持つドミナント・ネガティブ体を作製して血管内皮細胞に発現させたところ、エンドサイトーシスに関連する機能を持つグループで、変異体と同様の異常を再現することができた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (16件) 備考 (1件)
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http://www.idac. tohoku.ac.jp/dep/cellbio/Site04F/Site04/zindex