研究課題
基盤研究(C)
昆虫のオスの内部生殖器官=附属腺は多種のペプチドを産生し、それらは交尾の際に精子と共にメスに送られ、食欲増進・産卵促進・交尾拒否をもたらす点で、オスの繁殖戦略上、重要である。ショウジョウバエ附属腺では、特有の二核細胞集団が形成され、精液貯蔵量に可塑性を与えることがわかった(Taniguchi et al. 2012) 。また、附属腺の原基の細胞群は、蛹期に細胞周期を斉一化させ、同調的に二核化を行うことがわかった。二核状態を変化させる突然変異体またはRNAi系統を検索した結果、微小管結合タンパク質の1つMud/NuMAのうち、特定のスプライシングバリアントが中心的役割を果たすことが解明された。
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PLoS One
巻: 7 ページ: e32302
Biol. Syst.
巻: 1 ページ: e101