研究課題
基盤研究(C)
性染色体の構成が哺乳類ではXX-XYであるのに対し、鳥類ではZW-ZZである。鳥類の性決定機構の解明のため、W性染色体上に存在するHINTWの雌化決定候補遺伝子の機能解析を行った。鳥類生殖腺の性決定遺伝子を同定するため、ニワトリ胚を用いてZ性染色体上のHINTZ、W性染色体上のHINTWとの機能解析を行った。その結果、活性を示すHINTZ/HINTZホモダイマーが量依存的に雄化を引き起こすのに対して、雌では、HINTWがHINTZとヘテロダイマーを形成することでその活性を抑制し、雌化が引き起こされることを見出した。
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Development 135
ページ: 677-685