研究課題
基盤研究(C)
マイクロRNA遺伝子族は、進化の過程で、そのターゲットとなる遺伝子制御の冗長性を高める一方、顕著にターゲットとなる遺伝子数が減少したことを明らかにした。マイクロRNA遺伝子族は、既に確立した転写因子による遺伝子制御網を攪乱しないという主に消極的な役割において結果として遺伝子制御網の冗長性が増加したと考えられ、この遺伝子制御網の冗長性の増加は、頑健性、微細調節などの適応的役割に必ずしも帰着しないことが示唆された。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) 備考 (3件) 産業財産権 (1件)
Molecular Biology and Evolution. Vol28(1)
ページ: 639-646
BMC Genomics. 12(1)
ページ: 228
http://genet.med.kagawa-u.ac.jp/
http://genet.med.kagawa-u.ac.jp/pub/HMO_5169/List.htm