研究課題
基盤研究(C)
ケイ素は,植物の様々なストレスへの耐性に寄与する.本研究では,ケイ酸施肥が,干ばつ下での作物の収量保持に役立つ可能性を考え,ケイ酸吸収能を持つキュウリやダイズで検討した.キュウリでは,ケイ酸施肥により,土壌乾燥条件下での果実の生存率が保持され,収量に寄与することが示された.一方,ダイズにおいては,効果が認められなかった.キュウリでは果実表面のケイ素を多量に含むブルームという白い粉状の構造が関与していると考えられる.
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