研究課題
基盤研究(C)
リターバッグ法を用いて,圃場条件(福島市,黒ボク土)におけるイネ科作物残渣の分解過程を調査した.分解の経過には器官ごと(根,茎,葉)に特徴があり,いずれも単純な指数関数モデルにはしたがわなかった.2年間にコムギやトウモロコシの残渣は90%以上が分解されたが,ライムギの根と茎ではそれぞれ20%,26%が未分解であった.分解の初期には根圏では非根圏に比べて分解が抑制される時期があった.
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