研究課題
基盤研究(C)
水稲の穂へ供給する窒素と炭素の量を任意に制御できる実験系を用いて、それらと粒重増加との関係を検討した。高濃度の窒素を穂に供給すると、玄米中にアンモニア態窒素が蓄積し、それが糖代謝を阻害して、粒重増加が緩慢となった。一方、炭素の供給量が多いほど粒重増加は大であるが、同じ炭素量であれば太陽光を照射した穂の粒重がより増大した。この増大は、籾殻の光合成の寄与と日射が直接糖代謝を活性化させたためと推察した。
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日本作物学会紀事 79別2
ページ: 254-255
http://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsproc/229/0/254/_pdf/-char/ja/
日本作物学会紀事 78別1
ページ: 224-225
http://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsproc/227/0/224/_pdf/-char/ja/