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2010 年度 研究成果報告書

有機栽培水田ではどうしてコナギが優占するのか?

研究課題

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研究課題/領域番号 20580017
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 作物学・雑草学
研究機関独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

長谷川 浩  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 東北農業研究センター・カバークロップ研究チーム, 主任研究員 (60355328)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワード有機栽培
研究概要

有機栽培水田において、コナギ種子生産量は平均で15,600粒/m^2に達することが明らかとなった。コナギ種子生産量は朔果数から推計できた。土壌に埋設したコナギ種子の休眠に季節性は認められず、死滅による種子数低減もほとんどなかった。代掻きにともないコナギ種子が下層から上層へ移動することが示唆された。代掻き後220℃・日あればコナギを出芽させることが可能で、水深0cmで再度代掻きすれば、発生個体のほとんど埋め込むことができたが、代掻きによる防除は、コナギシードバンクの2-4%にすぎないと試算された。これらのことの相乗的結果としてコナギが優占したと推察された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 南東北の有機栽培農家水田における複数回代掻きが田植え前の雑草の出芽,残草および雑草シードバンクに及ぼす影響2010

    • 著者名/発表者名
      長谷川浩
    • 雑誌名

      有機農業研究 2(2)

      ページ: 40-49

  • [学会発表] 有機栽培水田におけるコナギの個体群動態と種子生産量の推定2009

    • 著者名/発表者名
      臼井靖浩・宮本英揮・長谷川浩
    • 学会等名
      日本有機農業学会大会
    • 発表場所
      鹿児島市
    • 年月日
      2009-12-12

URL: 

公開日: 2012-01-26   更新日: 2016-04-21  

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