研究課題
基盤研究(C)
オオバナノエンレイソウの種子が散布から出芽までに21ヶ月もの長期を要する理由を,胚成長,発根および出芽に必要な温度と光要求の側面から明らかにした。オオバナノエンレイソウの胚は,種子の散布時には小さく未発達であり,胚成長と発根のためには第1回目の低温を必要とし,発根した種子が出芽するためには,第2回目の低温が必要であった。種子の発根率は,変温条件よりも恒温条件で,また明条件よりも暗条件で高かった。
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American Journal of Botany 98(2)
ページ: 215-226