研究課題
基盤研究(C)
ホウレンソウは栄養価の高い野菜であるが、葉に多くのシュウ酸塩を含み、人体内でカルシウムと化合して結石の原因になるとされる。本研究では、突然変異により低シュウ酸系統を育成し、その低シュウ酸形質が単一の劣性遺伝子関与であることを明らかにした。当初育成された低シュウ酸系統は、生育が弱く、長日下で早期に抽苔し春季の栽培には適さなかったが、晩抽性品種との交雑と選抜により、晩抽性で生育の旺盛な低シュウ酸系統を育成した。
すべて 2010 2009
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
J.Japan.Soc.Hort.Sci. 78
ページ: 180-184