研究課題
基盤研究(C)
ウイルスの外被タンパク質遺伝子(CP)を導入したNicotiana benthamianaのサイレンシング系統中、5'または3'末端側をRNA分解の標的領域にした系統を台木に、非サイレンシング(過剰発現)系統を穂木に接ぎ木を行ったところ、前者ではCP全領域を標的領域とする、後者では台木と同じ標的領域をもつサイレンシングが穂木に誘導された。これは交配によっても同じ結果であった。また、導入遺伝子のメチル化は交配では誘導されたが、接ぎ木では誘導されなかった。タバコ内在遺伝子のサイレンシング系統を非形質転換系統の穂木に接ぎ木すると、穂木にサイレンシングが誘導された。
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