研究課題
基盤研究(C)
大腸菌集団の多くの細胞は、増殖定常期初期にVBNC(生きているがコロニー形成ができない)細胞となり、その大部分はシグマE発現増加によって溶菌する。本研究ではその引き金(シグナル)およびプログラム死経路(PCDカスケード)を解明することを目的とした。解析の結果、活性酸素種の蓄積がシグナルとして働き、PCDカスケードはシグマE発現増加⇒sRNA(micA,rybB)発現増加⇒Omp(ompA,ompC,ompW)発現低下とすすみ、最終的に膜構造が弱くなり膜破壊に至ると推測された。
すべて 2011 2010 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (7件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
J.Mol.Microbiol. Biotech. 20
ページ: 70-82
J.Bacteriology Research 1
ページ: 68-78
Genes to Cells 14
ページ: 885-899
J.Mol.Microbiol. Biotech. 17
ページ: 177-187
J.Biol.Chem. 283
ページ: 28169-28175
ページ: 22215-22221
化学と生物 46
ページ: 550-556
PloS ONE in press.
http://ds22.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~jo-sei08/