研究課題
基盤研究(C)
これまでセロビオースを加水分解しないとされてきた糸状菌Trichoderma reeseiのEG I(エンド型セルラーゼの一種)が高濃度セロビオース(例えば1 M)から顕著にグルコースを生成し、その生成速度はBGL I(β-グルコシダーゼの一種)のセロビオース加水分解速度の2分の1に匹敵することを見いだした。一方、菌体外に分泌され、その役割が不明なBGL Iはセロビオースから転移生成物と思われる3糖を合成するが、グルコースからの縮合生成物は観察されないこと、などを明らかにし、既にグルコースからセルラーゼ誘導剤であるソホロースを縮合することが報告されているBGL IIとは異なる性質が推測された。
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http://www.ichinoseki.ac.jp/gyoseki/che/TotaniKazuhide.html