研究課題
基盤研究(C)
ニホンキバチ共生菌のスギ丸太における繁殖に適した含水率は100~150%の間で、含水率がこれよりも低いあるいは高い条件では共生菌の長期間の繁殖は困難と考えられた。巻き枯らし木において、ニホンキバチは樹種・処理時期に関わらずほとんど発生せず、共生菌を持たないオナガキバチがヒノキ11 月処理木から主に発生した。カシノナガキクイムシの生態から考案した総合防除対策を行った結果、新たな被害木の枯死を激減させることができたが、穿入生存木の枯死を助長させる結果となった。
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中部森林研究 Vol.59
ページ: 249-252
中部森林研究 No.57
ページ: 259-260
樹木医学研究 Vol.12、No.3
ページ: 125-126