研究課題/領域番号 |
20580176
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
山下 晃功 島根大学, 教育学部, 教授 (40032594)
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研究分担者 |
塚本 正秋 島根大学, 教育学部, 教授 (10093650)
田中 昭夫 島根大学, 教育学部, 教授 (60123725)
長澤 郁夫 島根大学, 教育学部, 准教授 (70457183)
永冨 一之 宮崎大学, 教育文化学部, 准教授 (00228040)
西野 吉彦 鹿児島大学, 農学部, 教授 (50218179)
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キーワード | 森林環境教育 / 木育 / サイエンス・ショー / 木工活動 |
研究概要 |
「森林環境教育」の実践の場として実績のある「国民が森林にふれあう機械の充実を目的とした森」(都道県民の森等)の施設・設備や学習プログラムの現状を調査し、今後の森林を主なフィールドとした施設での「木育」事業の展開を考える上での基礎資料の収集を行った。その結果、調査施設67カ所の内、森林学習館を保有する施設は53カ所で、その館内に木工体験の出来る実習室を保有する施設は45カ所である。開設講座の内容としては、自然体験活動や、木によるものづくり工作・創作活動が多くの施設で実施されている。 また、幼児教育における木育に関する木工活動の実践的研究プログラムの収集のため文献調査を行い、関連ある文献を収集した。歴史的な研究としては、愛知県立大学の清原みさこ氏の研究が優れていた。さらに、幼児教育における木工活動の実態を把握するため、幼稚園に木工室を備え、系統的に指導援助を行っている東洋英和女学院大学附属幼稚園かえで幼稚園を訪問し、観察記録をとるとともに、文献収集を行った。 さらに、出雲科学館における過去3カ年における木のサイエンスショーのコンテンツ及び待別企画展における展示資料を収集することができた。また、韓国ヨイド公園における韓国版「木育」の「Wood楽Festival」において各種の木育関連の教材・教具に関する資料収集ができた。
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