研究課題/領域番号 |
20580182
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
志水 一允 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (90366617)
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研究分担者 |
石井 克明 独立行政法人・森林総合研究所, チーム長 (80353572)
安齋 寛 日本大学短期大学部, 生物資源学科, 教授 (70168029)
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キーワード | ユーカリ / キシラン / 酸加水分解 / 酵素加水分解 / カブトムシ幼虫 / キシラナーゼ / アルドウロン酸 / NMR |
研究概要 |
ユーカリ材およびスギ材よりキシランを単離し、酸および酵素で加水分解した。酸には0.125M硫酸および2Mトリフルオロ酢酸(TFA)を用いた。また、酵素には、カブトムシ幼虫の糞より選抜したMicrocella属類縁菌およびTrichoderma virideの産出するキシラナーゼを用いた。 加水分解物を酸性糖と中性糖に分別し、酸性糖はさらにイオン交換クロマトグラフィーでここのアルドウロン酸に分別した。分別したアルドウロン酸は2MTFAでの加水分解による構成等の分析、イオン交換クロマトグラフィーにおける分配係数(Dv)および^1Hおよび^<13>C NMRで構造を決めた。主に得られた酸性糖は以下のものである。特に最後の酸性糖はユーカリ材特有のもので、新アルドウロン酸であった。 [numerical formula]
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