研究課題
基盤研究(C)
栽培漁業対象種の卵胎生魚であるタケノコメバル放流群の遺伝的多様性を評価した。父性解析の結果、在来集団と飼育集団の雌は、それぞれ平均で1.2個体および1.5個体の雄としか交尾成功していなかった。そこで、遺伝的多様性の低下を防ぐための手法として人工授精技術を開発した。人工授精は10月上旬から11月下旬の期間に行うと成功し、尿により精子を賦活することが必要な条件であった。人工授精は家系数を飛躍的に増加させ、遺伝的多様性の保全に非常に有効であった。
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Molecular Ecology Resources 9
ページ: 610-612
Proceeding of the 5th World Fisheries Congress CD
ページ: 1d-0184-241
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