研究概要 |
リステリア菌による食中毒を防止するため,抗リステリア性ペプチドを利用した食品保存に関する研究を行った。乳酸桿菌C.maltaromaticum CS526株のバクテリオシンPiscicocin CS526産生がpHによって制御されていること,細菌細胞への抗リステリア性ペプチドの吸着特性を利用した効率的な簡易1ステップ精製法を開発した。さらに,抗リステリア性ペプチド産生C.maltaromaticum FS-B株の培養発酵粉末を利用した食品におけるリステリア菌の効果的な制御法を確立した。
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