研究課題
基盤研究(C)
プロテアーゼ消化による二枚貝類コラーゲンの分解挙動の機構を解明すべく、プロテアーゼ消化前のホタテガイ外套膜コラーゲンを構成する主要α鎖2種(a鎖およびb鎖と命名)を単離し、それらの性状解析を行った。さらに、ペプシン消化後得られた可溶化コラーゲンが弱塩基性pHにて溶解しやすいという特異なpH溶解特性を見出し、それに基づいて主要コラーゲン分子種を未変性条件下で精製することに成功した。今後、プロテアーゼ消化時の各主要α鎖の挙動を追跡して、特異分解挙動の主体となるα鎖を同定する。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件)
皮革科学
巻: 58 ページ: 1-5
兵庫県バイオポリマー研究会報
巻: 25
Comparative Physiology and Biochemistry
巻: 28 ページ: 161