研究課題
基盤研究(C)
本研究は,残留農薬を規制するために2006年に日本が導入した「ポジティブリスト制度」が国内外の食品関連産業に与えたインパクトを多角的に分析・評価するものである。具体的には,日本,中国,アメリカ,EU(アイルランド)における関係者(生産・流通・政府)への現地聞き取り調査と,消費者アンケートから構成されており,4年間を計画している。ここで得られる知見は,今後,我が国で安全な食品を消費者に安定的に供給するための政策策定場面などにおいて,重要な基礎的データとなることが期待される。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
農業経営研究 第45巻第2号
ページ: 24-34