研究概要 |
山林や農地などの面源からの溶存物質と懸濁物質の流出負荷量の適切な区間推定法について検討した.信頼区間の構成方法はブートストラップ法を採用した.この結果,溶存物質については等間隔(定期)サンプリングとUSGS Load Estimatorの7パラメータモデルにバイアス修正法であるComposite法を組み合わせた方法が最良であった.懸濁物質では確率的サンプリング法であるSALT法にべき乗型の負荷量と流量の単回帰式による推定法が最良であった.しかしながら,溶存態項目については区間推定法の皿なら改良が必要である.
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