研究課題
基盤研究(C)
山陰海岸国立公園内に位置する鳥取砂丘で,地下水が流動する際に発する音波を用い,湧水発生メカニズムの解明を試みた.鳥取大学乾燥地研究センター内の研究用砂丘にて,観測井水位と音圧との関係を求めた.その結果,地下水位が地表面から15mの範囲で,地下流水音圧を用いて地下水位を高精度に推定できた.また,鳥取砂丘オアシス周辺での地下流水音探査の結果,地盤中に火山灰層が分布している地点で地下水位が浅く,また地下水面形状はオアシス発生地点に向けて谷状であることが明らかになった
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