研究課題
基盤研究(C)
リンドウ花弁の紫外線画像の画素値は開花期に有意に明るくなるが、その機構や現象の詳細は未解明である。そこで本研究では、まず花弁各部の紫外線画素値の変動を詳細に検討し、花弁内面の画素値がより強く変動することを認め、花弁内面にその中心的変動機構が存在する可能性を発見した。さらに、同変動が花弁内の含水率とpHの変動を伴う事実を発見し、同変動を引き起こす実体が花色素内の有機酸等のUV蛍光性色素であり、特にpHの変動がその蛍光収率に影響する可能性を指摘した。
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農業情報研究 18巻
ページ: 122-129