研究課題
基盤研究(C)
東南アジアで特定されたホットスポットであるインドネシアやフィリピンなどに生息する希少動物種を生息域外保全するために、日本の動物園で飼育展示されているアジアゾウ、サイ、トラなどの繁殖生理を解明して個体数を増やすことが、この研究の目的である。そのために、これらの種または近縁種の、(1)発情周期や妊娠期間などにおける繁殖モニタリング、(2)高速液体クロマトグラフィーを用いた糞中や尿中に排泄される性ステロイドホルモン代謝物の特定と定量、(3)(1)のモニタリングの結果から繁殖適期を把握した交配の実施、(4)発情兆候が不明確または無発情の個体の発情の誘起方法の検討、(5)雄からの精液採取と凍結保存技術の開発を行う。
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http://www1.gifu-u.ac.jp/~doi/