研究課題
基盤研究(C)
哺乳類の成体脳では、嗅球および海馬において活発な神経新生が生じている一方で、無尾両生類においては海馬と密接な神経連絡を有する外側中隔において神経新生が強く示唆されたことから、系統発生学的に下位の脊椎動物においては成体脳における活発な神経新生部位は外側中隔であり、脳の進化に伴い神経新生部位は外側中隔から嗅球及び海馬へ移行したのではないかという新たな知見が得られた。また有尾両生類及び爬虫類の中枢神経系における研究を進めるための形態学的土台についても、新たな知見が得られた。
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J.Vet.Med.Sci. 73
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Anat.Histol.Embryol. In press