研究課題
基盤研究(C)
ホンモンジゴケ原糸体の生育は正常培地および銅や亜鉛含有培地でほとんど変化しなかったが、アオネカズラ前葉体の場合は減少した。銅処理した両細胞は生育過程で銅を生体内に蓄積した。ホンモンジゴケ原糸体に蓄積された銅は細胞壁ペクチンと結合していた。両植物の正常細胞と銅処理細胞から調製した可溶性画分には多数の糖質加水分解酵素が検出された。両植物の銅処理細胞の細胞壁マトリックス多糖中のウロン酸含量は正常細胞とほぼ同じであったが、数種の中性糖含量が減少した。
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Journal of Plant Physiology Vol.167
ページ: 358-364