研究課題
基盤研究(C)
スピロリド類の全合成に向け、E環部、およびBCD環部の合成を行った。L-グルタミン酸から合成したジエンと7員環α-メチレンラクトンとのDiels-Alder反応は完璧な位置選択性かつ良好なエキソ選択性で進行し、E環部を持つ望みの立体異性体が主生成物として得られた。BCD環部に関しては、基質として鎖状化合物を用いると二重ヘミケタール形成/分子内ヘテロMichael連続型反応による立体選択的な構築は困難なことがわかった。そこで渡環型反応の適用を考え、反応基質のデザイン・合成法の確立を行った。
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ファルマシア 45巻
ページ: 427-432
Angewandte Chemie, International Edition 47巻
ページ: 7091-7094
Tetrahedron : Asymmetry 19巻
ページ: 1059-1067
http://hdl.handle.net/2115/33049