研究課題
基盤研究(C)
シスプラチンの活性発現機構やがん細胞の耐性獲得機構は、シスプラチンと核酸(DNA)との配位結合様式およびDNAの構造を歪める程度と深く関係している。複核白金錯体においては、DNAとの配位結合様式が多様であり、単核錯体にはない活性発現機構を有する可能性が高いと期待される。我々の開発したピラゾール架橋型複核白金錯体[{cis-Pt(NH_3)_2}_2(μ-pyrazolato) (μ-OH)](NO_3)_2 (AMPZ)は、配位結合に加えて非共有結合性相互作用を行うことを見出した。本研究では、AMPZとDNAとの相互作用を種々の観点から詳細に検討した。
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