研究課題
基盤研究(C)
シクロデキストリン(CyD)の包接作用を利用して、準安定結晶の調製や晶癖の制御を試み、以下の知見を得た。(1)クロルプロパミドを2-ヒドロキシブチル-β-CyD水溶液から再結晶するとCyD低濃度では準安定形Form III、高濃度では最も不安定なForm IIが選択的に析出した。(2)2-ヒドロキシブチル-β-CyD含有水溶液からアスピリンを再結晶すると晶癖は板状から針状結晶に変化した。2-ヒドロキシブチル-β-CyDは多形や晶癖制御剤として機能することが明らかとなった。
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http://www.pharm.ph.sojo-u.ac.jp/~dio/