研究課題
基盤研究(C)
ABCタンパク質D群(ABCD1~4)のオルガネラ選別輸送機構を解析し、N末端に存在する疎水性領域の有無が局在性を決めていることを明らかにした。この疎水性領域をもつABCD1~3はペルオキシソーム形成因子Pex19pと相互作用し、ペルオキシソーム膜上のPex3pを介してペルオキシソーム膜へ輸送されることを示した。一方、この領域をもたないABCD4は小胞体膜へ輸送される。ABCタンパク質D群の機能については、ペルオキシソーム型(ABCD1~3)がacyl-CoAの輸送に関与すること、小胞体型(ABCD4)はヘム代謝に関与する可能性を示した。
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