研究概要 |
(1)IL-1αの恒常的産生機構:IL-1αの恒常的産生には、HDAC1の活性低下とSp1の活性増強が重要であった.(2)性ホルモンによるIL-1の作用調節:ヒト関節リウマチ患者由来細胞株MH7Aにおいて、男性ホルモンは,ホルモン受容体依存的にIL-1α,TNFα刺激による炎症性サイトカインの産生誘導をNF-κBを介して抑制した.(3)化学物質によるIL-1の発現制御:タバコの煙抽出物は,ヒト関節リウマチ患者由来細胞からの炎症性サイトカインの産生を誘導するとともに,マウスにおける関節炎の発症,病態を増強した.
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