研究課題
基盤研究(C)
2型糖尿病におけるインスリン分泌不全の原因となるβ細胞アポトーシスの誘導機序について検討した。高血糖時の酸化ストレスを模する過酸化水素でβ細胞を処置すると、1時間以内に終息するIP_3受容体を介した小胞体からのCa^<2+>遊離が惹起され、これがトリガーシグナルとなって、持続性のミトコンドリア内Ca^<2+>濃度上昇が導かれ、ミトコンドリアからシトクロムcが遊離されて、β細胞のアポトーシスが誘導されることが示唆された。
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Biol.Pharm.Bull. in press
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http://w3pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/pharmaco/