研究課題
基盤研究(C)
骨格筋は収縮時に細胞膜に張力がかかり、これは時に細胞膜を破綻させる。修復は小胞によるが、その小胞の由来は明らかではない。我々は骨格筋内の小胞の膜への融合にかかわる蛋白の検索と収縮性線維と細胞膜を繋ぐ線維系の一構成蛋白のβ-シネミンを欠くマウスの作成・解析をおこなった。前者ではVAMP2という蛋白が、従来知られていなかった骨格筋の分化マーカーとなること、VAMP5が成熟後の骨格筋で働いていることを明らかにした。また、β-シネミンは正常の骨格筋の発生、通常の飼育下や中程度の運動負荷時の骨格筋の維持には必須ではないことが明らかになった。
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