研究概要 |
●cAMPを上昇させる因子として知られている刺激物質(例えば,histamine, adrenaline, serotoninなど)で細胞内cAMP変動が引き起こされるかどうか,単離細胞と組標本織で検討する。 ●COS7を培養し、ラット腹腔内マスト細胞を単離した。唾液腺線房および血管標本を作製した 1.cAMP感受性蛍光プローブを負荷し,可視化の可能性と妥当性を探った。(佐藤・齋野) 【検討事項】Ca^<2+> imaging法に準ずる(Saino, Satoh; J Electron Microsc. 2004) 連携研究者:工藤佳久3265960326(東京薬科大学・薬学部・名誉教授) 2.肥満細胞では明瞭な変化を認めたが、他の標本でははっきりとした変化をみとめるに至っていない。 3.蛍光プローベの蛍光特性に合致したフィルターを選択しフィルターセットを新規購入開発したプローベの蛍光特性(UV励起;Ex:380nm, Em460/580)に合致したフィルターとダイクロイックミラーでratiometryが可能かどうか検討した。 4.高速共焦点レーザー顕微鏡の改良とプログラム開発 連携研究者:箱崎博之(UCSD技術負)リアルタイム共焦点顕微鏡のプログラム改良をおこない、OSのバージョンアップに対応するとともに、通常のハードディスクへ画像を書込むことが可能となった(オリジナルでは、OSがwindowsNTで、特種なリアルタイムHDに書き込みするしかなかった)。
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