研究課題
基盤研究(C)
遺伝子治療が脚光を浴びているが、遺伝子治療には様々な問題点があった。遺伝子治療では導入された遺伝子が機能を発揮するのに少なくとも数日かかる。このため、急性期の疾患には不向きである。遺伝子導入では、発現するタンパク質の量をコントロールできない。このため、過剰な発現が副作用を生じるかも知れない。タンパク質を直接導入するタンパク質治療では、機能がすぐに発揮し、導入するタンパク質量により発現をコントロールできる。遺伝子治療からさらに進んだタンパク質治療という分野を開拓するためには、動物を慢性にもどした場合の効果を解明しなければならない。そのため、神経型一酸化窒素合成酵素(neuronal nitric oxide synthase, nNOS)のタンパク質をhemagglutinating virus of Japan envelope vector (HVJ-E vector)とともに、Wistar-Kyoto rat (WKY)とSpontaneously hypertensive rat(SHR、自然発症高血圧ラット)の延髄孤束核へ微量注入し、その後動物を意識下にもどし、血圧・心拍数・平均血圧の変化を観察した。その結果、血圧・平均血圧が低下する結果が得られた。タンパク質治療が実現できる可能性があることが判明した。
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