研究課題
基盤研究(C)
デコイ断端を環状に閉鎖したリボン型デコイは生体内での安定性が高く、NFκBとEtsをブロックするリボン型キメラデコイは、従来型のデコイでは効果のなかった腹腔内投与によって、ラット動脈瘤の進展を予防した。その主なメカニズムはマクロファージの機能の制御で、蛋白分解酵素群の分泌を有意に抑制していた。また、リボン型デコイに改良を加えたハイブリット型デコイの静脈投与ではマウス動脈瘤の縮小効果を認め、全身投与による治療法の可能性が示唆された。
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ページ: 181-187
Cardiovascular Research. 83
ページ: 436-443